6月13日、区議会本会議にて代表質問に立ちました。
不戦の誓い、核兵器なき世界へ。首都直下型地震への対策を急げ。保育待機児対策。など、区長の姿勢を糾す質問、そして、世田谷区の抱える課題について多くの提案を行いました。
本会議の模様は、世田谷区議会のホームページからご覧になれます。
私の代表質問の冒頭部分を掲載します。
はじめに、このたびの熊本地震により犠牲となられた方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、被災された多くの皆様に心よりお見舞い申し上げます。
それでは公明党世田谷区議団を代表して、質問並びに提案をいたします。
71年前の快晴の朝、空から死が降ってきて世界は変わった。
世界はこの広島によって一変した。オバマアメリカ大統領は、5月27日現職アメリカ大統領として初めて広島を訪問し亡くなった被爆者を追悼するとともに、核兵器のない世界を将来にわたって追及していくことを世界へ訴えました。
被爆による白血病で12歳で亡くなった佐々木禎子さんが、生きたいと祈りを込めて作った折り鶴は、平和のシンボルとして世界に知られており、彼女をモデルにした広島平和記念公園の原爆の子の像には、各地からの千羽鶴がささげられています。
大統領は、人類の手は武器を作ることも、友情の握手を交わすこともできる。
日米同盟は世界の希望を生み出す同盟でなくてはならないと。
核兵器は自然に生まれたのではなく、人間の手で作り出されたもの。ならば、人間の手で葬ることもできる。
大統領自作の折り鶴には、そうした核廃絶への歩みを、そして不戦への誓いが表れているとともに、平和主義を貫く日本の確かな姿勢があるからこそ今回の広島訪問が実現したのではないでしょうか。
一方で、日米同盟を強化する平和安全法制を戦争法と言い、全く的外れな、為にする批判を繰り返す集まりが目立ち、さらに、共産党による「親が死ぬ、爆弾が落ちる」と小学生に安保反対署名を強要する事件まで各地で起き、とんでもないことに、世田谷区でも下校途中の小学生が署名目的で声を掛けられ、怖い目にあったと産経ニュースに報じられています。
区民、国民の生命と財産を守るために存在する私たちにとって、5月27日は不戦と核廃絶への新たなスタートの日としていくことが重要であります。はじめに、オバマ大統領の広島訪問からの不戦、核廃絶への区長の所感をお聞きしたいと思います。